アンカツの凱旋門賞解説から見る日本馬が勝てなかった理由 | 音楽と馬の日々

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小遣いの範囲でチマチマやる競馬と音楽が趣味です。心の名馬はツインターボとサイレンススズカ。好きな音楽はAC/DC、PAVEMENT、the hives、フラカン、かまってちゃん他色々。天才的なものを感じさせつつ、どっか楽しそうなちょっとお馬鹿なトコのある音楽が好きです。

アンカツが凱旋門賞について、
「凱旋門賞ではとにかく内に張り付いて我慢させる競馬をしなきゃだめ。キズナは多分外を回す。オルフェーヴルはスミヨンだからインに入れるはず。心情的にはキズナだが、オルフェ-ヴルの方が期待できる。」
という趣旨のことを言っていたが、結果はスミヨンも豊も外を回して2、4着。
オルフェーヴルは本命馬のレース、キズナはオルフェーヴルマークのレースとしてなら、両馬ともにこの舞台がジャパンカップならケチの付けようのないレースだったと思う。但し、トレヴも強い馬と認識していたのならロンシャンでその乗り方には少し疑問符があると思う。
アンカツならどちらの馬に乗ったとしても多分、平気でインに入れて勝負してきただろう。閉じ込められるかしれないけど、これしか勝てないもんって。そして、閉じ込められても、上手くやられちゃった。相手の庭だし仕方ないやって平気な顔して帰ってくるだろう。
こんなメンタル持っている変人はアンカツくらいしか居ないだろうけど、違う意味で岩田ならって気がしないでもない。彼は良くも悪くも勝つためには手段を選ばず、最短距離を狙ってくる騎手で、なおかつ馬群の中で当たり負けをしない騎手だからだ。彼なら勝つためにはインを突くと思う。但し、イン詰まりで負けたら唇を真っ青にしながら帰ってくるだろうけど。